EVENT 〈読み食い yomikui〉のご案内

 

国立駅北口から、早足のひとなら5分、ゆっくりのひとなら10分ほどゆくと辿り着く、レトロな佇まいの「シャルムビル」の1階に、「ごはんと雑貨 Mokuji」はあります。こちらで6/21(水)より〈読み食い yomikui〉という催しが始まります。

 

 

〈読み食い〉という言葉のとおり、わたしじしん「読んで食べて生きてゆく」のがあたりまえの生活であるが、必ずしも誰もがそうではなくて、食べることほど読むことは日常ではないかもしれなくて、けれどもいままで生きてきた日々のなかに必ず「食」があるように、文章のなかに「生」があるのは常であって、その「生」を、日々の食事を味わい噛みしめるように読んでみるという体験はどうだろう、血肉になってもならなくても、読んでいるそのあいだだけは「ああ生きてるなあ」とか「ずいぶん生きてきたなあ」とか感じてみるのはどうだろう、とか、提案、というには茫としているけれど、そんなようなことをどこかでずっと考えながら準備をしてきた催しです。

 

さて具体てきにどんな内容か。

 

まず、モクジと力をあわせて本を作りました。
3つの食材をモチーフにわたしがストーリーを書き下ろし、モクジがその食材を使ったレシピを考案してくれました。
文章とレシピが収録された本、それが『読み食い yomikui』です。

 

 

3つの文章は以下の通り。

 

『タコの球団』(小説)
外界と遮断されたといってもいい厳格なカトリックの女子中学校で、2人きりの野球チームを作った〈タジマくん〉とわたしの、たった1日の練習日。外の世界を知る直前の、男でも女でもなければ、少年でも少女でもある、子ども時代最後の季節。

 

『ゴーヤー爆ぜた』(小説)
当然じぶんが舵をとっているものとおもわれたじぶん自身の選択や心情が、じっさいは青々繁る葉の奥でひと知れず実を太らせ、黄色く熟して爆ぜるゴーヤーのごときものだったとおもい知る、東京の熱帯夜。

 

『フルーツXに届かない』(随筆)
読書を通して書き手の善き心意気を血肉にできないことへの悲しい諦念や、他者にもたらされた1枚の写真によって過去と現在、他者と自己がこんがらがって生じる苦さに、しきりにおもい出されるとある夜のフルーツX。

 

文章にあわせてモクジが考案したレシピは5品。

 

◯お豆腐と山芋のタコ焼き

 

◯たかきび詰めゴーヤーフライ

 

◯ゴーヤーとオクラのサブジ

 

◯ゴーヤーと厚揚げのピリ辛味噌煮

 

◯フルーツXのスパイシーソーダ

 

モクジならではの、身体にやさしくかっこよく、箸の止まらぬあと引くおいしさです。
これらは会期中限定メニューとしてお店で味わうことができます。
(限定メニューをご注文の方にはたのしいオマケもつきます!乞うご期待)
お店の味のレシピが載っている、よくよく考えたらなんて贅沢な本だろう!
メニューの情報はモクジのHPに詳しくアップされています→こちら

 

そして何を隠そう、『読み食い yomikui』は手製本です。
布張りで、表紙の題字、シルク印刷はモクジの二人が手がけ、本文レイアウトや製本はわたしが担当しました。
試作を重ね、山あり谷あり、谷、谷、谷、で完成形がやっとここに。

 

 

表紙の布は綿麻素材の4種の色柄、本文用紙はレモンいろとミントいろの2種、つまり8種の組み合わせがあります。
ぜひお好みの1冊を見つけてください。

 

また、表紙と同じ布でエプロンなども縫っています。

 

 

パターンにこだわり、シルエットや細部の仕様に自信アリです。
エプロンとしてだけでなく、日常着として使ってほしいほど。
こちらはまたモデル撮影が済み次第詳しくご紹介します。

 

もちろん、『善き門外漢』もずらりと並びます。
今回最新号vol.3ヴァージョンの新作缶バッジや、品薄だったタケノコバッジも追加生産して並びます。

 

 

というわけで、盛りだくさんのイベント〈読み食い yomikui〉、みなさまお誘い合わせのうえぜひお越しください。

 

〈読み食い yomikui〉
期間 2017年6月21日(水)〜7/2(日)※月・火は定休日
場所 東京都国分寺市日吉町2-33-20 シャルムビル102
ごはんと雑貨 Mokuji (JR国立駅より徒歩7分)→アクセス