迫る!TABF 『善き門外漢 変化』情報

 

あっというまにTHE TOKYO ART BOOK FAIR が迫ってきました。10/5(木)〜8日(日)の4日間、天王洲アイルの寺田倉庫で行われるビッグ・イベントですが、既におしらせしている通り、SUNNY BOY BOOKS の手がける、雑誌 GINZA(マガジンハウス)のブースにて、『善き門外漢 変化』という新作zineを販売します。

 

体裁はA6横型、オールモノクロ24Pの中綴じ冊子。印刷は家庭用プリンター、綴じはホッチキスの完全手製です。表紙はオレンジがかったベージュ、チェック柄が浮き出たような凹凸のある紙、本文はオフホワイトの色上質紙を使っています。広げると秋刀魚が一匹。形状もちょうどハマるし、秋だからいいかなとおもいまして。

GINZAの雑誌のテーマである「CHANGE」に合わせたzineを、ということで『善き門外漢 変化』、「ヘンカ」ではなく「ヘンゲ」と読みます。「ヘンゲ」のほうが変わることに意識てきというか、能動てきなイメージがあるので。目次は以下のとおり。

 

2篇の随筆と2篇の創作の計4編を収録。どれも何かしらのきっかけというか、ほんのささいな気づきによって、ものの見方や気もちの有り様や何かと何かの関係性が「変わる」「化ける」可能性が匂っている、なんとなくそんなような内容になっているはずです。

随筆の『いとしいものを壷に入れる』は、小説家・永井荷風(1879-1959)遺愛の砂糖壷の写真を見たことをきっかけに、わたしじしんの慈しみの姿勢について省みたり、慈しみの今後について前向きにかんがえるに至った、というようなことを書いています。『続・いとしいものを壷に入れる』は、慈しみを通り越して、壷とはいったいなんなのか、骨壺や霊感商法にまで及びながら、壷そのものの存在感(または存在観)についてつづりました。いずれもとても短い文章です。

 

創作の『サイドゴアのおんなの手紙』は、悶々とした日々のなかにあってファッションを半ば放棄していたあるおんなが、たまたま駅でサイドゴアスニーカーを履いているひとを見かけたことをきっかけに、突如ファッション熱を再燃させているのをTさんという女性に向けて綴っている手紙になっています。『鬼退治』は、失業保険で旅費をまかなってひとり東京から岡山へやってきた女と、それを追いかけてやってきた屈託のなさすぎる男の珍道中を描いています。こちらは昨年発行の『善き門外漢 ビヨンド』に収録したもので、より多くのひとに読んでもらいたくて再録しました。今回、作中に登場する岡山の風景写真もあるので、「ビヨンド」を既に読んでいるひともまた新鮮に読めるかも、しれません。

 

数に限りがあり、販売は今回のTABFだけ(もしもたくさん余ってしまったらさすがに考えますが……)、追加生産はしません。¥350とかなりお手ごろ価格なので、ぜひともGINZAブースにお運びください(わたしじしんはブースにいるわけではありませんが、どこかのタイミングでふらふらと遊びにはいきます)。

どうぞよろしくお願いします。

 

◯GINZA ホームページでご紹介いただいています、ぜひチェックを→コチラ